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情報を取り込むプロセス

人が情報を取り込むには、感覚・知覚・認知のプロセスを踏む。

1.感覚
感覚器官から、色や明るさ、大きさ等を取り込む段階の意識的体験。
これらは記憶を情報処理マクロモデルに例えた場合、感覚情報貯蔵庫にまず記憶される。
記憶時間は500から250ミリ秒の間で、一時的な保持(バッファ)をし、短期記憶へ情報を送る機能を持つ。

2.知覚
感覚から得た情報を、経験や知識を元にそれがどのようなものか?が分かる段階の意識的体験。
表面の状態や形、音色といったそれ以外とを区別する。

3.認知
知覚から得た情報を、更にそれが何か?が理解できる段階。
対象の意味や関係を理解し、概念を構成するといった高次の意識的体験。
記憶・推論・思考・想像等の心的機能の総称。

以上のプロセスを辿ることで、感覚刺激に対してまとまりをつけ、意味づけを行う。
意味づけを行うことで、効率よく情報を取り込む仕組みを私達は持っているのである。

記憶のプロセス

人は何かを記憶するために、感覚記憶・短期記憶・長期記憶の順に辿っていく。
これはスクワイアの記憶分類という一般的な分類法によるものである。

1.感覚記憶
前述した感覚に相当する。

2.短期記憶(STM)
作業記憶とも呼ばれる。記憶の保持時間は約20秒。
7±2の情報しか記憶することができない。
これをマジカルナンバーという。
個数は主観的な情報のまとまり(チャンク)で数えられる。

また、情報を符号化したり、リハーサルする機能を持つ。
・符号化とは、情報を人の取り込める形に変換することである。
 符号や意味を割り付けることで、記憶検索の際に鍵となる。
・リハーサルには二種類ある。
 時間の経過によって忘却しないように短期記憶の中で反芻する維持リハーサル。
 符号化した情報を長期記憶に送る精緻(せいち)化リハーサル。

3.長期記憶(LTM)
短期記憶で処理された情報が知識として蓄えられる場所。
新しい情報が取り込まれてきた際には、既存の情報との間で再構築・関連付けが行われる。

まとめ

人は【視覚的なまとまり】や【意味的なまとまり】として捉えることで、効率的に情報を取り込む。
そして、取り込まれた情報は符号化など記憶のプロセスに深く関係する。
つまり、読み手の記憶と上手く結びつけられるようにドキュメントを作成すると良いということだ。
(もっともそれが難しいのだが。)

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/記憶

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